良い物を、長く使うという価値(morso(モルソー)2140JCB の修理)
- ysugita-allumer
- 2021年11月5日
- 読了時間: 2分
更新日:2021年11月12日

こんにちは、杉田です。
薪ストーブシーズンを間近に控え、メンテナンスの出動も増えてきました。
今年の冬も安心して使用できるように、
そして薪ストーブが活躍できる期間が1年でも長くなるように、、
とても大切なことです。
先日、とある現場でのエピソード
古く傷んだ薪ストーブの補修修理依頼を受けました、
機種はデンマーク王室御用達薪ストーブメーカー
morso(モルソー)の『2140JCB』

約15年前に設置されたとのことで、
当時のパンフレットも綺麗に保管されていました。

状態としては、
鋳物バッフル(炉内上部)は熱で大きく変形。
炉内レンガのクラック、各箇所のボルトの固着、各箇所ガスケットロープ劣化といった症状。
ある程度の金額のかかる補修になるので
本体の入替も提案の1つとさせていただきましたが、、
オーストラリア出身のご主人、お母様のルーツがデンマークだそうで、
このデンマークを代表するmorso(モルソー)に愛着があり、
家族と共にしたストーブを出来る限り長く使いたいというご希望でした。
深く納得&感動。。。
どのジャンルでも大量生産・大量消費が主流になっている時代に、
良い物を、長く愛するということにとても大きな意味を感じます、、
買い替えるのは簡単なことですが、
手を加えながら共にするからこそ愛着が生まれ特別な存在になるのですね!

パーツはすべて外し、からっぽ状態に。

新しいパーツが入ると、まるで再び命が吹き込まれた様子!
